【2026年10月9日〜28日は代替ダイヤです】東海汽船の橘丸とジェット船2隻(セブンアイランド結・友)が国土交通省関東運輸局の使用停止命令を受け、10月9日〜28日(東京を夜に出る客船は10月8日発〜29日着)は代替ダイヤで運航しています。この期間、竹芝から新島へは、ジェット船が毎日1便(7:40発→10:30着)、夜は伊豆諸島開発のくろしお丸(23:00発→翌8:25着)が走ります。
この記事の東海汽船の時刻(大型客船の22:00発・8:35着、「昼のジェット船が新島まで行くのは15日だけ」など)は、代替運航の前に公表されていた冬のダイヤのもので、10月9日〜28日の実際の運航には当てはまりません。この期間の行き方と帰り方は東海汽船の代替運航(10月9日〜28日)の記事をご覧ください。飛行機(新中央航空)と下田からの神新汽船は、今回の使用停止の対象ではありません。
新島へは、東京の竹芝桟橋から出る東海汽船の船、調布飛行場から飛ぶ新中央航空の飛行機、静岡県の下田港から出る神新汽船の客船の3つのルートで行けます。どれを選ぶかで、運賃も、島に着く時刻も、帰る日に島を出る時刻も変わります。
注意したいのが10月9日からのダイヤです。東海汽船の時刻表では、2026年10月9日〜2027年1月31日に昼のジェット船が新島まで行く日は15日しかなく、残りの日は夜の大型客船か飛行機を選ぶことになります。もう一つ、新島には船の着く港が2つあり、行きと帰りで港が違うことがあります。この記事では、各社の公式の時刻表と運賃表(2026年10月)をもとに、3つのルートの違いと選び方をまとめます。
新島への3つのルート|運賃と所要時間の早見表
まず、2026年10月の大人片道運賃と、片道の所要時間を並べます。
| ルート | 大人片道(2026年10月) | 所要(目安) | 便数 |
|---|---|---|---|
| 竹芝→新島 大型客船(2等) | 7,930円 | 夜22:00発→翌朝8:35着 | 1日1便(運休日あり) |
| 竹芝→新島 大型客船(特2等) | 11,900円 | 同上 | 同上 |
| 竹芝→新島 ジェット船 | 12,140円 | 8:35発→11:25着 | 10/9〜1/31は15日だけ |
| 調布→新島 飛行機(新中央航空) | 16,600円(往復割引は往復30,200円) | 40分 | 1日4往復 |
| 下田→新島 客船(神新汽船・2等) | 5,100円 | 2時間40分〜4時間 | 1日1周(水曜運休) |
出典:東海汽船「運賃表」「時刻表」、新中央航空「時刻表・運賃」「2026年10月 運航ダイヤ 調布⇔新島」、神新汽船「運賃・時刻表」。船の運賃は燃料油価格変動調整金を含み、月ごとの運賃表で変わります(目安)
いちばん安いのは下田からの客船、東京から安く行くなら大型客船の2等、速いのは飛行機です。東海汽船と神新汽船の運賃は燃料油価格変動調整金を含むため、月ごとに表が変わります。神新汽船の下田〜新島の2等は、10月の5,100円が11月は5,270円、12月は5,490円です。予約の前に、乗る月の運賃表を確かめてください。
竹芝から船で行く|10月9日〜1月31日は夜の大型客船が基本
大型客船:夜に乗って、朝8時35分に着く
2026年10月9日〜2027年1月31日のダイヤでは、大型客船は竹芝を22:00に出て、大島・利島に寄り、新島に翌朝8:35に着きます。帰りは新島11:45発で、平日は東京に19:00着。土曜・日曜の帰り便は横浜に寄るため、東京着は19:45になります。
ただし大型客船が走らない日があります。この期間に東京発が運休するのは、10/13、10/27〜29、11/17・18・24、12/1・8・15〜17、1/5・19・26です。東京発の船がない日の翌日は、新島を出る帰りの便もありません。

ジェット船:新島まで行くのは10月9日〜1月31日で15日だけ
ジェット船は、東海汽船のカレンダーで日ごとに「A」「B」「C」の記号が振られ、新島まで行くのは「B」の日だけです。Bの日は東京8:35発で、大島・利島に寄って新島に11:25に着きます。帰りは神津島12:50発の便が新島に13時30分ごろ寄り、東京に16:25に着きます。
Bの日は、10月14日・28日・29日・30日、11月18日・19日・25日、12月2日・9日・16日・17日・18日、1月6日・20日・27日の15日です。大型客船が運休した翌日に、ジェット船が代わりに神津島まで行く形になっています。それ以外の日のジェット船は大島止まりなので、この期間に「昼のジェット船で新島へ」と考えて日程を組むと、ほとんどの日は乗れる便がありません。航路ごとの時刻は伊豆諸島の船の時刻表にまとめています。

新島の港は2つ|前浜(黒根)港と若郷の渡浮根港
東海汽船の運航状況のページには「新島は入出港地が前浜(黒根)港と渡浮根港の2つございます。往復で入出港地が異なる場合がございますので、乗船の際はご注意ください」と書かれています。渡浮根港は島の北の若郷地区にある港で、本村の集落からは離れています。どちらの港を使うかは当日の海の状態で決まり、東海汽船の運航状況のページに出ます。
ジェット船が渡浮根港に着く日や出る日には、新島村が無料の臨時バスを出します。村の案内によると、臨時バスは新島港の船客待合所をジェット船が出る1時間前に出発し、住民センター、さわやか健康センターなどに停まりながら渡浮根港へ向かいます(停留所間の目安を足すと約23分。途中のスポーツ広場に停まるのはキャンプ場の営業期間中のみ)。サーフボードや大きな荷物は乗せられない場合があり、そのときはタクシーを使うよう案内されています。新島村は別のページで、ジェット船にはロングボードを積めないことも書いています。帰りの日は、宿を出る前にその日の港を確かめておくと慌てません。
調布から飛行機で行く|40分・1日4往復、荷物は5kgまで
新中央航空の2026年10月のダイヤでは、調布→新島は8:30、10:50、13:00、14:35発の4便で、どれも40分で着きます。新島→調布は9:35、11:55、14:05、15:40発です。機材は乗客19名のドルニエ228で、手荷物は預け入れと機内持ち込みを合わせて1人5kgまでが無料です。搭乗手続きは出発の30分前に締め切られます。
予約は搭乗日の1か月前の同じ日から受け付けています(インターネットは10:00から)。往復割引は12歳以上で、発行日から30日以内に同じ路線を往復する場合に使えますが、4月26日〜5月7日、7月25日〜8月31日、12月25日〜1月7日は使えません。
調布飛行場から新島へ飛んだ旅行者の動画では、席は通路を挟んで左右の窓際に1列ずつで、搭乗口では前の席の人から順に名前を呼ばれて乗り込む様子が紹介されています。投稿者は、船は多少の悪天候でも出るのに対し、小さな飛行機は雨など天候が悪いと欠航しやすい、と自身の経験から話していました(出典:調布飛行場から新島へ飛んだ旅行者の動画(YouTube))。
新島空港から本村の中心部までは徒歩約20分(約1.5km)、新島港(黒根港)の船客待合所まではタクシーで約8分です。新中央航空は、どの島の空港にも待機しているタクシーはないため、事前に手配するよう案内しています。
下田から客船で行く|曜日で寄る順番が逆になる
神新汽船の客船は下田港を9:30に出て、利島・新島・式根島・神津島を回って下田に16:30に戻ります。水曜は運休です。注意したいのは、曜日によって島を回る順番が逆になることです。
| 運航日 | 回る順番 | 下田→新島 | 新島→下田 |
|---|---|---|---|
| 月・木・土 | 下田→神津島→式根島→新島→利島→下田 | 13:30着(4時間) | 13:50発→16:30着(2時間40分) |
| 火・金・日 | 下田→利島→新島→式根島→神津島→下田 | 12:10着(2時間40分) | 12:25発→16:30着(4時間5分) |
出典:神新汽船「運賃・時刻表」(目安)
下田から早く着きたいなら火・金・日、新島から早く下田へ戻りたいなら月・木・土の便です。伊豆半島や静岡方面から来る人には安いルートですが、下田までの移動時間と費用は別にかかります。
どれを選ぶか|土曜に着いて日曜に帰る場合で比べる
同じ「土曜に着いて日曜に帰る」旅でも、ルートによって島にいられる時間が変わります(大型客船で行く場合は、金曜の夜に船中泊が1泊加わります)。2026年10月のダイヤで、新島に土曜に着いて日曜に帰る場合を比べました。
| 行き/帰り | 島に着く | 島を出る | 島にいる時間 | 大人の往復運賃 |
|---|---|---|---|---|
| 大型客船(2等)/大型客船(2等) | 土 8:35 | 日 11:45 | 27時間10分 | 15,860円 |
| 飛行機/飛行機 | 土 9:10 | 日 15:40 | 30時間30分 | 30,200円(往復割引) |
| 大型客船(2等)/飛行機 | 土 8:35 | 日 15:40 | 31時間5分 | 24,530円 |
| 下田の客船(2等)/下田の客船(2等) | 土 13:30 | 日 12:25 | 22時間55分 | 10,200円 |
大型客船は金曜22:00に竹芝を出る便、飛行機は始発と最終便で計算。運賃は2026年10月の大人運賃(目安)。行きと帰りで違う乗り物にすると、飛行機の往復割引は使えないため片道16,600円で計算
竹芝から出る中で運賃を抑えるなら大型客船の往復、島で長く過ごすなら行きは夜の船、帰りは飛行機の組み合わせです。土曜の朝から日曜の夕方まで島にいられて、運賃は飛行機の往復より5,670円安くなります。ただ飛行機は1便19席なので、席の数そのものが多くありません。下田の客船は運賃がいちばん安いものの、土日の組み合わせだと島にいる時間がいちばん短くなります。
どのルートも天候で欠航します。東海汽船の運航状況のページによると、船が出るかどうかはジェット船が当日の朝6時ごろ、大型客船は17時ごろに決まります。決まる時刻と払い戻しの手続きは伊豆諸島の船の欠航はいつ決まるで詳しく書いています。帰りの日は、飛行機と船のどちらかが止まっても次の手が打てるよう、予定を詰め込みすぎないことです。

まとめ
- 新島へは、竹芝の船(大型客船・ジェット船)、調布の飛行機、下田の客船の3ルートで行ける
- 2026年10月の大人片道は、大型客船2等7,930円、ジェット船12,140円、飛行機16,600円、下田の客船2等5,100円
- 10月9日〜1月31日にジェット船が新島まで行くのは15日だけで、基本は夜22:00発・朝8:35着の大型客船
- 飛行機は1日4往復・40分。荷物は1人5kgまでで、往復割引は年末年始・GW・夏休みの時期に使えない
- 船の港は前浜(黒根)港と若郷の渡浮根港の2つ。ジェット船が渡浮根港を使う日は無料の臨時バスが出る
- 下田の客船は曜日で回る順番が逆になる。行きは火・金・日、帰りは月・木・土が早い
参考・出典(公式サイト)
- 東海汽船「運賃表」
- 東海汽船「時刻表」
- 東海汽船「運航状況」(新島の2つの港の注意書き)
- 新中央航空「時刻表・運賃」
- 新中央航空「2026年10月 運航ダイヤ 調布⇔新島」(PDF)
- 新中央航空「手荷物・ペット・貨物」
- 新中央航空「機材紹介」
- 新中央航空「空港ガイド・アクセス」
- 神新汽船「運賃・時刻表」
- 新島村「交通アクセス」
- 新島村「臨時バス」
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※ 情報は変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトでご確認ください。(最終確認:2026年10月)
