東京・竹芝から船で渡れる新島と式根島は、村営の連絡船でわずか10分ほどの距離にある「ご近所の島」。白砂の海岸とサーフィン、海辺の無料露天温泉と、ふたつの島は表情が違うからこそ、まとめて巡ると満足度が高くなります。この記事では2泊3日で新島・式根島を無理なく周遊するモデルコースを、船の運賃や連絡船のダイヤ(いずれも目安)とあわせてまとめました。
このプランのポイント
新島と式根島は、東海汽船の同じ航路(大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島)の隣り合う寄港地。新島に前泊し、島内をめぐってから連絡船で式根島へ渡り、式根島で温泉と海を楽しんで帰るのが素直な流れです。2島の宿と船・連絡船を組み合わせるので、島から島へ移動しながら旅を設計したい人に向いています。
- 1日目:新島に上陸、羽伏浦海岸と湯の浜露天温泉
- 2日目:連絡船「にしき」で式根島へ、海辺の露天湯めぐり
- 3日目:式根島の海を楽しみ、帰りの船へ
東京からのアクセス(船で行く新島・式根島)
竹芝からのアクセスは大型客船(夜行)と高速ジェット船(日中)の2通り。ゆっくり船中泊で向かうか、最短で日中に着くかで選びます。運賃・時刻は変動するため、必ず東海汽船の公式で最新をご確認ください(下記はいずれも目安)。
大型客船(夜行)でゆっくり向かう
竹芝を夜に出て船中で一泊し、翌朝に到着するルート。夏期ダイヤでは竹芝23:00発 → 新島 翌8:35着 → 式根島 翌9:05着が目安です。2等運賃は新島・式根島とも11,060円、個室に近い特2等は16,600円(片道・大人・目安)。時間はかかりますが、朝から丸一日を島で使えます。
高速ジェット船で最短アクセス
日中に一気に渡るなら高速ジェット船。夏期ダイヤでは東京7:25発 → 新島9:45着 → 式根島10:05着、所要は新島まで約2時間20分・式根島まで約2時間40分が目安です。片道・大人の運賃目安は新島15,770円、式根島も新島と同額(15,770円)が目安です。早く着けるぶん、初日から観光にあてられます。
新島↔式根島は連絡船「にしき」で
2島の行き来は、新島村営の連絡船「にしき」が結びます。新島(前浜港)と式根島(野伏港)を1日3往復し、所要は約10〜15分(目安)。運賃は大人片道430円・往復840円、小人片道220円と手ごろです。夏期ダイヤ(例年7月中旬〜8月末)は式根島発8:00・11:00・16:00/新島発8:20・11:20・16:20が目安。自転車はそのままでは乗せられません(折りたたんだ状態なら可)。ダイヤは季節や海況で変わるので、当日の運航は新島村の公式で確認しておくと安心です。
2泊3日モデルコース
1日目:新島に上陸〜羽伏浦と湯の浜露天温泉
新島に着いたら、まずは島のシンボル羽伏浦海岸へ。白砂のビーチが数kmにわたって続く開放的な海岸で、サーファーにも人気のスポットです。白い岩肌の断崖「白ママ断崖」を望む展望台からの眺めも見どころ。島内にはコーガ石(抗火石)で作られたモヤイ像が点在し、独特の島の風景をつくっています。夕方は海を望む湯の浜露天温泉へ。コーガ石を積んだ古代ギリシャ神殿風の造りで、水着着用・24時間無料で楽しめます。新島の詳しい見どころは新島の歩き方もどうぞ。



2日目:連絡船で式根島へ〜海辺の露天湯めぐり
朝の連絡船で式根島へ。式根島は入り江の地形が美しく、水着で入る海辺の無料露天温泉が名物です。硫化鉄泉の地鉈温泉、無色透明の足付温泉、更衣室があって初めてでも入りやすい松が下雅湯の3湯が代表格で、いずれも24時間無料。潮の干満で湯温や雰囲気が変わるので、入る時間帯を変えて湯めぐりするのがおすすめです。海水浴やシュノーケルなら穏やかな入り江の海が心地よく、島全体をのんびり歩いて回れる大きさも魅力。温泉の入り方は式根島の海の温泉で詳しく紹介しています。



3日目:式根島の海と帰りの船
最終日は、朝いちの温泉や散歩で島を味わってから帰路へ。式根島から帰る場合は式根島発の便を、新島経由なら連絡船で新島へ戻ってから乗船します。帰りの船の時刻から逆算して、連絡船の便を早めに押さえておくのが周遊のコツ。式根島の全体像は式根島の歩き方もあわせてご覧ください。
| 区間・船 | 運賃(片道・大人/目安) | 所要・便(目安) |
|---|---|---|
| 竹芝→新島・式根島 大型客船2等 | 11,060円 | 夜行・翌朝着(竹芝23:00発) |
| 竹芝→新島 ジェット船 | 15,770円 | 約2時間20分 |
| 竹芝→式根島 ジェット船 | 新島と同額(15,770円)が目安 | 約2時間40分 |
| 新島↔式根島 連絡船にしき | 430円(往復840円) | 約10〜15分・1日3往復 |
持ち物と季節の注意
海辺の露天温泉と海水浴が主役なので、水着とタオル、サンダル、日焼け対策は必須。温泉は自然の岩場を利用しているため、滑りにくい靴があると安心です。夏は連絡船・宿とも混み合うため早めの予約を。船は海況で欠航・遅延が出ることがあるので、日程には余裕を持たせ、当日の運航情報を確認してから動きましょう。
まとめ
新島の白砂の海岸と湯の浜露天温泉、式根島の海辺の露天湯めぐり——連絡船で10分の2島を2泊3日で束ねれば、伊豆諸島らしい「海と温泉の島旅」をぎゅっと味わえます。船と連絡船の時刻を先に決め、宿と観光を組み立てるのが失敗しないコツです。
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参考・出典(公式サイト)
※ 運賃・時刻・運航ダイヤは変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。(最終確認:2026年8月)
