伊豆大島 1泊2日モデルコース|東京から一番近い島の王道の巡り方

伊豆大島 三原山の火口

東京・竹芝から高速ジェット船でわずか約1時間45分。伊豆大島は、伊豆諸島のなかでもっとも本土に近く、週末の1泊2日で火山と海、そして椿の島文化までしっかり味わえる島です。この記事では、はじめての大島でも迷わない1泊2日の王道モデルコースを、船のえらび方から三原山ハイキング、島グルメまで公式情報をもとに紹介します。

伊豆大島へのアクセス(1泊2日の始め方)

大島へは東京・竹芝客船ターミナルから東海汽船の船で渡るのが基本です。時間を節約したいなら高速ジェット船、船旅そのものを楽しむなら大型客船の夜行便という、2つの選び方があります。

高速ジェット船で最短1時間45分

高速ジェット船は竹芝から大島まで最短約1時間45分。朝に東京を発てば午前中には島に着き、初日から三原山を回れます。日帰りも可能な速さですが、1泊すれば温泉やグルメまで楽しめます。運賃は片道12,300円が目安です(季節・Web割引で変動)。

大型客船の夜行便でゆったり

大型客船は竹芝を夜に出港し、船中泊で翌早朝に大島へ到着する夜行便。2等和室なら片道8,220円が目安で、宿泊を兼ねられるのが魅力です。デッキから望む朝の海や、目覚めれば島に着いている船旅の非日常感は大型客船ならでは。運賃・時刻は変動するため、予約時に公式で必ず確認しましょう。

船種 所要時間(目安) 片道運賃(目安) 特徴
高速ジェット船 約1時間45分 12,300円 最速。日帰り〜1泊向き
大型客船(2等) 夜行・翌早朝着 8,220円 船中泊で時間を有効活用

※運賃・時刻は目安です。最新の時刻表・運賃は東海汽船公式でご確認ください。

【1日目】三原山と島の絶景をめぐる

島に着いたら、まずは大島のシンボルである標高758mの三原山へ。島の約97%が富士箱根伊豆国立公園に含まれ、火山が造った雄大な景観が広がります。

伊豆大島 三原山の全景
大島のシンボル・三原山(標高758m)。島の約97%が富士箱根伊豆国立公園に含まれる

三原山ハイキング(お鉢めぐり)

三原山山頂口までは元町港・岡田港からバスでアクセスできます。山頂付近を起点に火口を一周する「お鉢めぐり」コースは、歩行距離約2.5km・所要約50分〜1時間が目安。直径約300m・深さ200m超という迫力の火口を間近に望めます。歩きやすい靴と、天候の変わりやすい山上に備えた上着を用意しましょう。

三原山 お鉢めぐりの遊歩道とオオシマツツジ
お鉢めぐりの遊歩道。初夏にはオオシマツツジが火山原野を濃いピンクに彩る
三原山 山頂の標柱 標高758m
山頂を示す標柱。伊豆大島・三原山の標高は758m

裏砂漠と溶岩の造形

三原山の東側には、黒い火山礫が一面に広がる裏砂漠。国内で地図に「砂漠」と記される数少ない場所として知られ、非日常的な景観が楽しめます。時間があれば、地層が縞模様に重なる地層大切断面(通称バウムクーヘン)も車窓の名所です。

伊豆大島 裏砂漠
一面に黒い火山礫が広がる裏砂漠。国内で地図に「砂漠」と記される数少ない場所として知られる

温泉と島グルメで一日を締める

散策のあとは温泉へ。愛らんどセンター御神火温泉は、1986年の三原山噴火のあとに湧いた温泉を使う施設で、大浴場のほか温泉プールやレストランも備えます。夕食には、島の魚を使ったべっこう寿司や、島の食材を生かした料理を。無理のない範囲で島の味を楽しみましょう。

三原山 三原神社の鳥居と溶岩
お鉢めぐりの途中にある三原神社。1986年の噴火では溶岩流は社殿を避けて両側へ流れ落ちた(1951年の溶岩の高まりが盾になった)。御神火温泉もこの噴火のあとに湧いた温泉を使う

【2日目】椿と港町さんぽ、そして帰路

椿の名所と元町さんぽ

大島は古くから椿の島として知られ、冬から早春(おおむね1〜3月)に椿の花が見頃を迎えます。椿の並木や椿園、島文化にふれられるスポットをめぐりながら、元町の港町を散策。おみやげには椿油や牛乳せんべい、明日葉を使った加工品などが定番です。

帰りの便の選び方

帰りは午後のジェット船に合わせて動くと、2日目もたっぷり遊べます。繁忙期は満席になりやすいので、復路も早めに予約を。港は当日の海況で発着港(元町/岡田)が変わることがあるため、出発前に運航状況を確認しておくと安心です。

まとめ

伊豆大島は、東京から最短約1時間45分で行ける火山と椿の島。1泊2日でも三原山のお鉢めぐり、温泉、島グルメまでしっかり満喫できます。船のえらび方と発着港の確認さえ押さえれば、はじめての離島旅にもぴったり。次の週末は、東京の”となりの島”へ出かけてみてください。

参考・出典(公式サイト)

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※ 情報は変更される場合があります。おでかけ前に各公式サイトでご確認ください。(最終確認:2026年8月)

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